|
現在の仕事について教えてください | |
機械の設計・組立・検査、実験・開発、お客様との機器仕様打合せ、現場での設置・試運転指導、機器のメンテナンス。また、検査・製作要領や取扱説明書など各種社内文書の作成や、展示会の企画も行いました。
フルードの製品は受注生産のため、一つ一つの製品が異なる仕様で異なる設計をします。正しい設計ができているか、設計通りに製品ができあがるか、できあがったものが十分にお客様のご要求を満たしているかを考えると不安もありますが、その分完成した時の充実感も大きいです。
実験や開発では、新製品の開発や実機の未知の部分の性能試験などを行います。上述の受注品の設計とは異なり、持っている知識と知恵を駆使して、今までに無かったものを新しく作り出したり、今まで分からなかったことを解き明かすところに面白さがあります。 |
志望動機、入社を決めた理由は? | |
機械の設計をやりたいと考えていたので機械メーカーに就職したいと思っていました。その上で、大企業よりも中小企業の方がある程度自分の裁量で仕事ができると考え、志望しました。また、これまでの業績、創業40年(当時)という歴史、会社の雰囲気や社員の人柄など、様々な面で私の希望に合っていました。 実際に個々の裁量は大きく、仕事の幅も広いので、志望通りの仕事ができています。入社してからの会社への印象も特に変化は無く、入社前に感じていた通りでした。 |
仕事をするうえで大切にしていることは? | |
常に優先順位を考えて余裕をもって仕事を進めることです。自分の前に仕事が積みあがっていくことは往々にしてありますが、自分のところに来た順番だったり簡単な作業から始めたりして、優先順位を考えずに作業をしていると、納期直前に慌てて作業しなければならず、最悪間に合わないこともあります。また、納期に余裕のある状態で作業をしなければ、途中でさらに優先順位の高い作業が入ったときに、元の作業が終わらないこともあり得ます。 このため、常に優先順位の高いものから余裕のある状態で取り掛かるようにしています。 |
仕事において今までで一番嬉しかったことは何ですか? | |
入社1年目から関わったダブルダンパの開発で、実物が出来上がって動かしたこと。右も左も分からない新卒入社1年目から新商品開発に携わらせてもらい、それも構想段階からだったため自分の意見が製品に反映されていったため設計をしている実感ができました。ダブルダンパの開発には相当の時間と労力をかけたため、完成したときは喜びもひとしおでした。 |
学生時代に学んだことが仕事にどう活かされていますか? | |
仕事内容が多岐にわたるため、機械の設計や実験・検討などで強度、エネルギの計算や粉体挙動の検討など様々な知識を活用します。具体的には大学の機械科で習う基本的な4力(材料力学、流体力学、熱力学、機械力学)をはじめ、材料工学や機構学、また、計算に三角関数や微積分などの基本的な数学知識です。 もちろん、私もすべてに精通しているわけではなく、必要になる都度調べながら作業していますが、過去に触れているかどうかで理解度や効率が大きく変わると思うので、学生時代の勉強は重要だと思います。 |
オフの過ごし方を教えてください | |
冬はスノーボード、春秋はキャンプ、夏は登山と、季節ごとに違う趣味をして過ごしています。どれも道具が多いので、道具の整備や片付け、調べ物や買い物などいろいろなことをしています。もちろん、毎週出かけるわけではないので、家でだらだらして過ごすことも多いです。 |
どんな方と一緒に働きたいですか? | |
基本的なコミュニケーション能力を前提として、自分を持っていて、かつ柔軟に物事を考えられる人です。 つまり、人の意見に流されることなく、色々な物事に対して自分なりに考え、自分なりの答えを持ち、その上で人の言うことをしっかり聞き、相手が正しければ自分の考えを改める、自分が正しければ間違っている点を指摘するということができる人と働きたいです。 |
就活生さんへメッセージをどうぞ! | |
自然体で、自分を飾らず、素直に表現できる企業を探すことと、悔いが残らないように自分のやりたいようにやるということが大事だと思います。就職活動を通して自分を客観的に見つめ直し、人間的に一回りも二回りも成長していってください。 |