|
エゼクターとは |
管路内を流れる流体の速度を上げると、ベルヌーイの定理で知られる通り管内の静圧は運動エネルギーに変換され、圧力は下がります。負圧になるまで下げると外部から流体、粉粒体などを吸い込みます。 この後、デフューザー(拡大管)で速度を落とすと運動エネルギーは下がり、管内の静圧は回復し、正圧に戻り、吸い込んだものを圧送することができます。 |
これがエゼクターで、吸い込む機能を持つためインジェクタ―とも呼ばれます。 また、蒸気用が蒸気エゼクターで空気輸送に応用したのがエゼクター式空気輸送です。古くはフマキラーのポンプや、霧吹き器や、戦艦大和が浸水時に、反対側船倉へ大量に水を移すためなどにも使われていました。 |
||
|